試合The Guardian
左で生まれた8回のボックス内タッチ。マドゥエケが示した別解
リーズ戦で左に入ったノニ・マドゥエケは、両チーム最多の3度のチャンスをつくり、ボックス内で8回ボールに触れた。利き足とは逆側から中へ絞るだけではなく、外でジャスティンとボーグルを押し下げ、クロスの角度も確保した。ツォリス不在で生まれた応急処置だったが、リール戦を前に「左は誰か」という問いへ、数字を伴う答えを出している。
マドゥエケの仕事は得点やアシストには残らなかった。それでも、左で幅を取り、相手右サイドを後退させたことで、カラフィオーリが前へ出る余地が生まれた。ボックス内8タッチは、見慣れない配置でも最後の局面まで入れていた証拠だ。
ツォリスは筋肉系の負傷で離脱中。リーズ戦前は左の先発が大きな論点だった。アルテタはマルティネッリやエゼではなく、代表招集から外れていたマドゥエケを選んだ。
右のサカを動かさず、左で同じように縦へ加速できる選手がいると、相手は片側だけを封じにくい。リール戦では前線の入れ替えが予想されるが、マドゥエケを左右どちらへ置くかで攻撃の幅が変わる。
日本時間14日午前3時ごろの先発発表で、マドゥエケを続けて左に置くか、右へ戻してサカを休ませるかを見る。