試合Premier League
13回の速攻対4回。リーズの守備を動かす鍵は、迷わず前へ出ること
プレミアリーグ公式が示した数字は対照的だ。アーセナルの今季「ダイレクトアタック」はリーグ最多の13回。一方、リーズが受けた同種の攻撃は最少の4回しかない。ボールを長く持つことより、奪った直後の一本目をどれだけ速く前へつけられるかが勝負を分ける。リーズは失点3、開幕5試合無敗。守備の形を整えさせてから崩すのは骨が折れる。
リーズは中央を締め、相手を外へ追い出す守備で結果を残している。今季ここまで、速攻を受けた回数がリーグ最少という事実は、単に引いて守っているわけではないことを示す。攻撃が途切れた瞬間の準備が早く、危険な形になる前に止めている。だからこそ、アーセナルは奪ってから二手、三手と考える余裕を相手に与えないことが必要になる。
この対戦ではアーセナルがリーグ戦直近10試合で9勝1分、直近7試合の合計スコアは24-5。ただし、過去の相性より現在のリーズの守備強度を優先して見るべきだ。アーセナルはブライトン戦で、ボールを持ってから前進の形を探す時間が長くなった。
ブライトン戦の停滞を修正するなら、最初の15分にその意思が出る。ライスやウーデゴールが前向きで受ける回数、両サイドバックがボールの出口を早く作れるか、前線が裏を狙って守備ラインを下げられるか。13回という数字を、実際の決定機へ変えたい。
キックオフ後は、アーセナルが奪った直後の一本目を見る。横パスで落ち着かせるのか、リーズの最終ラインが整う前に縦へ差すのか。序盤の選択が、そのまま試合のテンポになる。